【営業日のご案内】
2023年03月の定休日 | ||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
2023年04月の定休日 | ||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 |
グレー■:終日休み
ブルー■:午前中休み
オレンジ■:午後休み
【営業時間】10時〜16時
各国、各時代のアロマオイル(精油)の歴史を紹介いたします
古代より、香りは主に神への捧げもの、死者への弔い、病人への薬、異性への媚薬等に使われてきました。
エジプト
エジプトでは、太陽の神Ra(ラー)に、香煙に乗って魂が天国へ導かれるようにと祈りの儀式に用いられていました。時刻によって焚かれるものは異なっており、朝は日の出と共にフランキンセンス(乳香)、正午にはミルラ(没薬)、日の沈むときにはキフィ(キピ)と呼ばれる16種類の香りをブレンドしたものが焚かれたといわれています。ユリ油が入ってる「ザグディ」は珍重され、「メンデシウム」と呼ばれる香油にはバラノス油(ホースラディッシュツリーの実の油)とミルラやフランキンセンスが入っていました。
B.C.3000〜B.C.2000頃の石膏やオニキスやガラスや象牙や木でできた軟膏や香水入れが見つかっており、その中にはミルラ、フランキンセンス、シダーウッド、オレガノ、アーモンド、カンショウ(甘松)、ヘンナ、ジョニパー、コリアンダー、カラマスなどのエジプトで採れる植物の香りの軟膏や香水が入っていたといわれています。
そして、エジプトで忘れてはいけないのがミイラです。死者の魂が蘇った時に肉体が必要であろうという思いから死体を保存したものです。その制作過程でもミルラやシダーウッド等のたくさんの香料が使われていました。そして、ミイラの語源は現在アロマテラピーでも用いることのできる「ミルラ」だと言われています。
また、絶世の美女と言われているクレオパトラはその美貌や教養だけでなく、香りの力を実にうまく利用し異性を魅了していたと言うことです。彼女はバラの花を愛したことで有名で、室内に厚さ46cmもバラの花を敷き詰め、またセクシーで香りが後々まで残る動物性香料のムスク、シベットを愛用していた様です。
ミルラ
フランキンセンス
イスラエル
イスラエルでも、神への捧げ物の作物や羊などにフランキンセンスが添えられたりと、神と人をつなげる役割で使われていました。
B.C.960〜B.C925頃ソロモン王にアラビア南部のイエメンにあったシバの女王の国から「香料の道」を北上し、黄金とフランキンセンスとミルラが献じられたとあります。また、新約聖書のマタイの福音書第2章、キリスト誕生の場面にもアロマテラピーにでてくる精油の名前がでてきます。
「東方の三使者が聖母マリアのそばにいる幼子にひれ伏し、黄金(偉大な商人のシンボル)、フランキンセンス(偉大な予言者のシンボル)、ミルラ(偉大な医者のシンボル)の貢ぎ物を捧げた」とあり、その時キリストはフランキンセンスを選んだといわれています。
古代ギリシャ
古代ギリシャでは、B.C.4世紀頃から、香りについての科学的な研究が行われ、テオフラストス(B.C.370〜B.C.285年ごろ)が「植物史」を著しています。その中には、フランキンセンスやミルラの生育・栽培についても記述しています。
シナモン
古代ローマ
古代ローマでは、バラが生活に密着しており、色々な儀式や晩餐会でまかれ、宮廷の泉にはバラ水が湧き、公衆浴場までもバラでいっぱいでした。また、衣類までもがバラ水で洗っていたということです。生活が豊かになるに伴って、香料も流行となりました。
イスラム
ローマ帝国が滅び、ローマ時代の文化を引き継いだのはイスラム文化でした。
女性は王様に逢うためには12ヶ月の「お清めが」必要とされ、最初の6ヶ月はミルラの香油を用い、後半の6ヶ月は他の何種類かの香油が用いられていました。また、砂漠地帯に暮らす人々はなかなか入浴ができなかったため、デオドランド剤としてミルラなどの香油を浸した布を胸元にしのばせておいたそうです。
中世・近代ヨーロッパ
6世紀〜17世紀にヨーロッパで香りの文化が発展していきました。
アルコールの発見、蛇管と蒸留器の発明により、花本来の香りを抽出し保存する事が可能になったり、バラから精油とバラ水が取れることが発見されました。そして、ベニスの商人により香料の貿易も盛んに行われ、香料貿易も世界規模になりました。
また、これまで口で伝えられてきたアロマテラピーも16世紀に入ると、「新完全蒸留読本」や「植物読本」などの様々な書物が書かれ、アロマテラピーはこの頃、体系づけられました。
現代
香りは主に香水の文化で用いられており、18世紀〜19世紀のヨーロッパの貴族の間ではなくてはならない物となり、調香師を雇い、特注の香水を造らせていたことも珍しくはありませんでした。
ポンパドール婦人とマリ−アントワネットはジャスミン、ローズ、バイオレット等のフローラル系を好み、ルイ14世はローズウォーターとマージョラムで部屋を香らせ、衣類はクローブ、ナツメグ、アロエ、ジャスミン、オレンジウォーターで洗わせました。
精油の使用回数について
・10mlの精油 200滴
・5mlの精油 100滴
一般的なドロッパーは1滴=0.05mlなので、意外とたくさん使えます♪
雪の米子旅その1
2月初旬、世界一の日本庭園といわれる足立美術館に行ってきました。
なぜまたこんな真冬にと思われるかもしれませんが、雪の庭園を見てみたかったのです。
神戸三宮からバスで米子までは3時間半くらい。
無事に米子駅前に到着。あいにくJR米子駅は改装中でした。
足立美術館へはここから安来駅まで行き、そこから送迎バスが出ています。
しかし、電車は30分に1本くらいしかきません。
駅周りには時間潰しができそうな場所もなく。。。
仕方がないので、知り合いに教えてもらった「ふろしき饅頭」を駅近くにあった土産物店で買って、待合室で食べて電車を待つことに。
このお饅頭がとっても美味しい!賞味期限が短いため鳥取でしか買えないそうです。
小ぶりなお饅頭で4個ペロッと食べてしまいました。
安来駅に到着するとシャトルバスが止まっていたので、いざ足立美術館へ。
天気が心配でしたが観光中はちょうど雨も降らず、きれいな雪景色の庭園を見ることができました。
お庭が本当にきれいに手入れされ、静かでゆったり落ち着いた時間を楽しめました。
夕方、皆生温泉の旅館へ。旅行支援とワクチン接種でお得に宿が取れました。
旅館に到着するとほとんど人がいません。仲居さんが二月はお客さん少ないですねーとのこと。
おかげで温泉は貸切風呂状態でした♪
お料理もカニ、お刺身と海の幸盛り沢山。冬の日本海はお魚が美味しいですね♪
翌日は境港の水木しげるロードへ。そのお話は次回で。
→過去のちょっとコラム